JLPT N3 · 依頼・許可・禁止
こと (koto)
〜こと — 〜しなさい・〜してください(規則・指示)
ひとことで · 動詞の辞書形・ない形に付き、「〜すること」「〜しないこと」の形で、規則・注意書き・指示を表す。文末に使うので、書き言葉的で命令に近い。
文型
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V辞書形+こと静かにすること、守ること -
Vない形+こと走らないこと
使い方
学校・職場・施設の掲示や、メモ・指示書でよく見る。「廊下を走らないこと」「提出日は守ること」のように、動作を名詞化して文末に置く。直接「〜しなさい」と言うより、客観的で規則らしい響きがある。
使う場面
話し言葉で目上の人に直接使うのは失礼になりやすい。親や先生が子どもや生徒に注意するときに使うことはある。禁止は「〜ないこと」で、「〜てはいけません」より事務的。
例文
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廊下(ろうか)を走(はし)らないこと。
Rōka o hashiranai koto.
廊下を走らないこと。
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図書館(としょかん)では静(しず)かにすること。
Toshokan de wa shizuka ni suru koto.
図書館では静かにすること。
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締(し)め切(き)りは必(かなら)ず守(まも)ること。
Shimekiri wa kanarazu mamoru koto.
締め切りは必ず守ること。
よくある間違い
- 目上の人に対して使うと命令になり失礼。お願いは「〜てください」を使う。
- 文末の「こと」は「ことです」と言わない(命令の形ではない)。
ほかの文法ポイント
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- べきだ 〜べきだ — 〜するのが当然だ・〜したほうがよい
- べきではない 〜べきではない — 〜してはいけない・〜するのはよくない
- ことはない 〜ことはない — 〜する必要はない
- てごらん 〜てごらん — やさしく勧める「〜してみて」
- ても構(かま)わない 〜ても構わない — 「〜してもかまいません(許可)」
- わけにはいかない 〜わけにはいかない — 「事情があって〜できない」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- ば~のに 〜ば〜のに — 〜なら〜できたのに(残念な気持ち)
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
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