JLPT N3 · 条件・仮定
たって (tatte)
〜たって — くだけた「〜ても」
ひとことで · 「〜ても」の話し言葉。動詞は「た形」の「た」を「たって」(「だ」なら「だって」)にして「〜ても」の意味を表す。くだけた会話で使い、あきらめや不満の気持ちが入ることが多い。
文型
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動詞た形 + って(〜たって/〜だって)動詞た形+って(走ったって・謝ったって・頼んだって) -
どんなに・いくら + 〜たってどんなに・いくら+〜たって=どれだけ〜ても
意味と形
「ても」を「〜たって」(た形の動詞)、「〜だって」(だ形の動詞)に言いかえる。走っても→走ったって、頼んでも→頼んだって。い形容詞は「〜くたって」、名詞・な形容詞は「〜だって」。
気持ちと使い方
後ろには、遅い・無理だ・許されないなど、否定的な判断がくることが多い。今から走ったって、間に合わないよ。「しても無駄だ」という気持ちが出る。
使う場面
友だちや家族との気軽な会話で使う。書き言葉や丁寧な話し方では「ても」を使う。
例文
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今(いま)から走(はし)ったって、間(ま)に合(あ)わないよ。
Ima kara hashittatte, ma ni awanai yo.
今から走ったって、間に合わないよ。
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今(いま)から謝(あやま)ったって、もう遅(おそ)いよ。
Ima kara ayamattatte, mō osoi yo.
今から謝ったって、もう遅いよ。
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どんなに頼(たの)んだって、母(はは)は許(ゆる)してくれない。
Donna ni tanondatte, haha wa yurushite kurenai.
どんなに頼んだって、母は許してくれない。
よくある間違い
- 動詞の音に合わせる。走った→走ったって、頼んだ→頼んだって。
- 話し言葉だけで使う。試験・メール・丁寧な場面では「ても」を使う。
ほかの文法ポイント
- ば~のに 〜ば〜のに — 〜なら〜できたのに(残念な気持ち)
- どんなに~ても どんなに〜ても — どれほど〜でも
- いくら~ても いくら〜ても — どれだけ〜しても、結果は変わらない
- もしも〜たら もしも〜たら — もし〜たら(仮定を強める)
- ないと 〜ないと — 〜しなければ悪いことになる・〜しなければならない
- にしても 〜にしても — 〜としても・〜を認めても
- さえ~ば 〜さえ〜ば — 〜だけで十分・〜さえあれば
- たとえ~ても たとえ〜ても — 「もし〜でも、結果は変わらない」
- とすれば・としたら・とすると とすれば・としたら・とすると — 「仮に〜だとしたら」
- かぎり 〜かぎり — 「〜の間は」「〜の範囲では」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
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