JLPT N4 · 複合動詞・接尾
出(だ)す (dasu)
〜出す — 急に〜し始める
ひとことで · 「動詞のます形の語幹+出す」は、動作が急に始まることを表し、「〜し始める」という意味。泣く・笑う・降るなど、前ぶれなく始まる動作によく使う。
文型
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動詞ます形の語幹+出す動詞ます形の語幹+出す(泣き出す・降り出す)
接続
「ます」をとって「出す」をつける:泣きます → 泣き出す、降ります → 降り出す、笑います → 笑い出す。「出す」は動詞として活用する:泣き出した・泣き出しました。
ニュアンス
急に、しかも予想外に始まる感じを表す。「急に」とよく合う:急に赤ちゃんが泣き出しました。天気や感情など、自分では止められないことに使う。
「始める」との違い
「〜始める」は中立的な「開始」で、計画した動作にも使える(勉強し始める)。「〜出す」は急な開始用。意図的に始める動作には、ふつう「〜出す」は使わない。
例文
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急(きゅう)に赤(あか)ちゃんが泣(な)き出(だ)しました。
Kyū ni akachan ga nakidashimashita.
急に赤ちゃんが泣き出しました。
泣く → 泣き+出す。
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空(そら)が暗(くら)くなって、雨(あめ)が降(ふ)り出(だ)した。
Sora ga kuraku natte, ame ga furidashita.
空が暗くなって、雨が降り出した。
降る → 降り+出す。
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その話(はなし)を聞(き)いて、みんなが笑(わら)い出(だ)した。
Sono hanashi o kiite, minna ga waraidashita.
その話を聞いて、みんなが笑い出した。
笑う → 笑い+出す。
よくある間違い
- 語幹につける:「泣き出す」であって「泣くだす」「泣きますだす」ではない。
- 計画した動作には使わない。その場合は「〜始める」を使う。
ほかの文法ポイント
- がり 〜がり — 〜と感じやすい人
- がる / がっている 〜がる/〜がっている — 他の人の気持ちを表す
- 始(はじ)める 〜始める — 〜し始める
- にくい 〜にくい — 〜しにくい(難しい)
- 終(お)わる 〜終わる — 「〜し終える」
- さ 〜さ — 形容詞を名詞にする
- 続(つづ)ける 〜続ける — 同じ動作をやめずに続ける
- やすい 〜やすい — 〜するのが簡単だ・〜しがちだ
- づらい 〜づらい — 〜するのが難しい・つらい
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
- 間(あいだ)に 〜間に — 〜している間のどこかで
- あまり~ない あまり〜ない — それほど〜ない
- 後(あと)で 〜あとで — 〜したあと、あとで
- ば 〜ば — 条件を表す「もし〜なら」
- 場合(ばあい)は 〜場合は — 〜の時には、もし〜なら
- ばかり ばかり — 〜だけ、〜ばかりしている
- だけで 〜だけで — それだけで、それだけのことで
- でございます 〜でございます — 「です」のていねいな言い方
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