JLPT N4 · 程度・範囲
の中(なか)で (no naka de)
〜の中で — 範囲の中で比べる
ひとことで · あるグループや範囲を示し、その中の一つを選ぶ。「一番」「最も」とよく一緒に使い、「〜の中で、Xがいちばん〜」の形で最上級を言う。
文型
-
名詞(範囲・グループ)+ の中で + 一番/最も + 形容詞クラスの中で一番背が高い/四季の中で秋が一番好きだ -
A の中で B が いちばん ~この店の中で、このケーキが一番人気だ
なりたち
「中」は「範囲の内側」、「で」は場所・範囲を表す助詞。「クラスの中で」は「クラスという範囲の中で」の意味。範囲は、人のグループ、季節、場所、種類などを表す名詞。
使う場面
三つ以上のものの中で一番を言うとき。例:「クラスの中で彼が一番背が高い」「四季の中で秋が一番好きだ」「この店の中で、このケーキが一番人気だ」。聞き方は「〜の中で、何がいちばん〜ですか」。
似た表現との違い
二つを比べるときは「AよりBのほうが〜」、三つ以上のときは「Aの中でBがいちばん〜」。「の中で」は「で」を省略して、「の中」だけでも言えるが、比べるときは「で」を付ける。
例文
-
クラスの中(なか)で彼(かれ)が一番(いちばん)背(せ)が高(たか)い。
Kurasu no naka de kare ga ichiban se ga takai.
クラスの中で彼が一番背が高い。
-
四季(しき)の中(なか)で秋(あき)が一番(いちばん)好(す)きだ。
Shiki no naka de aki ga ichiban suki da.
四季の中で秋が一番好きだ。
-
この店(みせ)の中(なか)で、このケーキが一番(いちばん)人気(にんき)だ。
Kono mise no naka de, kono kēki ga ichiban ninki da.
この店の中で、このケーキが一番人気だ。
よくある間違い
- 二つの比較には使わない。「AとBの中で」ではなく「AよりBのほうが」。
- 範囲は名詞で示す。「高い中で」のような形容詞には付かない。
ほかの文法ポイント
- あまり~ない あまり〜ない — それほど〜ない
- だけで 〜だけで — それだけで、それだけのことで
- なかなか~ない なかなか〜ない — なかなかそうならない
- そんなに そんなに — 「それほど」
- より 〜より — 比べる基準を示す
- 全然(ぜんぜん)~ない 全然〜ない — まったく〜ない
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
- 間(あいだ)に 〜間に — 〜している間のどこかで
- 後(あと)で 〜あとで — 〜したあと、あとで
- ば 〜ば — 条件を表す「もし〜なら」
- 場合(ばあい)は 〜場合は — 〜の時には、もし〜なら
- ばかり ばかり — 〜だけ、〜ばかりしている
- 出(だ)す 〜出す — 急に〜し始める
- でございます 〜でございます — 「です」のていねいな言い方
- でも 名詞でも — 例を出して軽くすすめる
- ではないか 〜ではないか — 「〜ではありませんか」と確かめる・同意を求める
- が必要(がひつよう) 〜が必要だ — 〜がいる
- がする 〜がする — においや音、味、感じがする
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。