JLPT N3 · 時間・順序
にかけて (ni kakete)
〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
ひとことで · 「AからBにかけて」の形で、2つの時点や場所にまたがる範囲を表す。始まりと終わりがはっきりしない、おおまかな範囲に使う。「Bにかけて」だけで使うこともある。
文型
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名詞A+から+名詞B+にかけてAからBまでの間、おおまかに(春から夏にかけて) -
名詞B+にかけてBのころまで(今週末にかけて)
意味と使い方
天気予報・季節・地域の説明などでよく使う。「春から夏にかけて」は、春のはじめから夏のなかばまでというように、はっきりした境目のないおおまかな期間を表す。名詞(時間や場所)につく。
「まで」との違い
「AからBまで」は、AとBがはっきりした始まりと終わり。「にかけて」は両端があいまいで、その間に続く状態や出来事に使う。ふつう「その期間ずっと続く」ことが後ろに来るので、一回きりの短い出来事には合わない。
例文
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今週(こんしゅう)末(まつ)にかけて天気(てんき)が悪(わる)くなる。
Konshū matsu ni kakete tenki ga waruku naru.
今週末にかけて天気が悪くなる。
Bだけの用法。週末に向かって。
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春(はる)から夏(なつ)にかけて、花(はな)が次々(つぎつぎ)と咲(さ)く。
Haru kara natsu ni kakete, hana ga tsugitsugi to saku.
春から夏にかけて、花が次々と咲く。
季節のおおまかな範囲。
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夜(よる)から朝(あさ)にかけて、雪(ゆき)が降(ふ)り続(つづ)いた。
Yoru kara asa ni kakete, yuki ga furitsuzuita.
夜から朝にかけて、雪が降り続いた。
その間ずっと続く動作に使う。
よくある間違い
- 一回きりの出来事には不自然:×昨日の夜から朝にかけて彼が来た(一度の動作)。続く状態に使う。
- 正確な時刻や期限には「まで」を使う。「にかけて」はおおまかな範囲。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たとたん 〜たとたん — 「〜した瞬間に」
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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