JLPT N3 · 文型・表現
ながらも (nagara mo)
〜ながらも — 〜けれども、〜のに
ひとことで · 二つのことが相反するときに使う逆接の表現。前の状態を認めながら、後ろで予想と違うことを述べる。動詞のます形・形容詞・名詞に付く。
文型
-
Vます形(ます抜き)+ながらも知りながらも -
Aい/Aな語幹/N+ながらも狭いながらも、小さいながらも
意味
「狭いながらも楽しい我が家」は、狭いが楽しい家という意味。「知りながらも」は知っているのに、という予想外の行動。「ながら」だけでも逆接を表せるが、「も」を付けるとやや強調された書き言葉的な形になる。
接続と主語
動詞はます形から「ます」を取った形(知り・思い)、い形容詞は終止形(狭い・小さい)に付く。前後の主語は同じ。「ながら」の同時進行の用法(歩きながら話す)とは別。
例文
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狭(せま)いながらも、楽(たの)しい我(わ)が家(や)です。
Semai nagara mo, tanoshii wagaya desu.
狭いながらも、楽しい我が家です。
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悪(わる)いと知(し)りながらも、うそをついてしまった。
Warui to shiri nagara mo, uso o tsuite shimatta.
悪いと知りながらも、うそをついてしまった。
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小(ちい)さいながらも、庭(にわ)のある家(いえ)に住(す)みたい。
Chiisai nagara mo, niwa no aru ie ni sumitai.
小さいながらも、庭のある家に住みたい。
よくある間違い
- 同時動作の「ながら」と混同しない。ここは逆接。
- 前後の主語が違う文には使わない。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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