JLPT N3 · 文型・表現
きり (kiri)
〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
ひとことで · 名詞や数量のあとで「だけ」を表す用法と、動詞のた形のあとで「〜してから、それが最後で、その後は何もない」を表す用法がある。後ろに否定的な内容が来ることが多い。
文型
-
Vた+きり(+否定)会ったきり、出かけたきり -
N/数量+きり二人きり
動詞+きり
「会ったきり」「出かけたきり」は、その動作を最後に、その後の動きや状態の変化がないことを言う。「出かけたきり帰ってこない」のように、あとに否定的・不安な内容が続くことが多い。
名詞+きり
「二人きり」「それっきり」のように「だけ」「それ以上はない」の意味。「だけ」より気持ちが入り、少し残念・特別という感じがある。「一度きり」も同じ形。
例文
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彼(かれ)とは一度(いちど)会(あ)ったきりです。
Kare to wa ichido atta kiri desu.
彼とは一度会ったきりです。
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祖父(そふ)は朝(あさ)出(で)かけたきり、まだ帰(かえ)ってこない。
Sofu wa asa dekaketa kiri, mada kaette konai.
祖父は朝出かけたきり、まだ帰ってこない。
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大事(だいじ)な話(はなし)があるので、二人(ふたり)きりで会(あ)いたい。
Daiji na hanashi ga aru node, futarikiri de aitai.
大事な話があるので、二人きりで会いたい。
よくある間違い
- 動詞はた形に付く。「行くきり」は誤り。
- 動詞の「きり」の後ろは普通否定の内容。「出かけたきり、元気だ」のようには言いにくい。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
- むしろ むしろ — どちらかといえば〜
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