JLPT N3 · 文型・表現
は別(べつ)として (wa betsu toshite)
〜は別として — 「〜はさておき」
ひとことで · ある事柄を別問題として置いておき、ほかのことを述べる言い方。名詞(または名詞に相当する語)に付き、そのあとで言いたいことを述べる。「Xはさておき、Yは…」。
文型
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名詞+は別として〜はさておき(〜は別にして とも言う) -
動詞辞書形/名詞(疑問詞+か)+かは別として〜かどうかは別として
別問題として置く
「Aは別として、B」は「Aはどうであれ、Bが言いたい(大切)」という意味。Aを否定するのではなく、今は横に置くだけ。値段は別として、デザインは気に入った=値段は別の問題だが、デザインは好き。
よく使う場面
「冗談は別として」は話を本題に戻すときの決まった言い方。「結果は別として」は結果より過程が大事という文脈。Aは節でもよい(本当かどうかは別として)。
似た表現
「〜はさておき」はほぼ同じでやや書き言葉的。「〜はともかく」もAを置くが、Aのほうが重要でないというニュアンスがある。「〜は別として」はもっとも中立的。
例文
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値段(ねだん)は別(べつ)として、デザインは気(き)に入(い)った。
Nedan wa betsu toshite, dezain wa ki ni itta.
値段は別として、デザインは気に入った。
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冗談(じょうだん)は別(べつ)として、そろそろ本題(ほんだい)に入(はい)ろう。
Joudan wa betsu toshite, sorosoro hondai ni hairou.
冗談は別として、そろそろ本題に入ろう。
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結果(けっか)は別(べつ)として、最後(さいご)まで頑張(がんば)ったことが大事(だいじ)だ。
Kekka wa betsu toshite, saigo made ganbatta koto ga daiji da.
結果は別として、最後まで頑張ったことが大事だ。
よくある間違い
- 「Aは重要でない」という意味ではなく、今は置いておくだけ。「Aより重要でない」なら「〜はともかく」が合う。
- Aは名詞か名詞に相当する形(動詞は「こと」や「か」を付ける:行くかどうかは別として)。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
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