JLPT N3 · 条件・仮定
たとえ~ても (tatoe~temo)
たとえ〜ても — 「もし〜でも、結果は変わらない」
ひとことで · 「〜ても」の前に「たとえ」を置いて、「もし〜という場合でも」を強める言い方。極端な条件や不利な条件を仮に出し、それでも結果は変わらないと言う。強い意志や確信を表すことが多い。
文型
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たとえ + 動詞て形 + もたとえ+動詞て形+も(失敗しても・降っても) -
たとえ + 形容詞くても/名詞でもたとえ+い形容詞くても/名詞・な形容詞でも(遠くても)
意味と接続
「ても」だけでも「〜という場合でも」の意味になるが、副詞「たとえ」を前に置くと、仮定の条件であることが強調される。接続は普通の「ても」と同じ。動詞て形+も(食べても)、い形容詞くても、名詞・な形容詞でも。
後ろにくる内容
後ろには、結果が変わらないことを言う。意志(後悔しません)、事実(試合は行われる)、予定(通うつもりだ)など。はっきりした言い方がよく合う。
注意点
「たとえ」は「ても」とセットで使い、「ので・から」とは合わない。なくても文は成り立つが、気持ちは弱くなる。似た「どんなに〜ても」は程度の強さを強調する。
例文
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たとえ失敗(しっぱい)しても、後悔(こうかい)しません。
Tatoe shippai shite mo, kōkai shimasen.
たとえ失敗しても、後悔しません。
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たとえ雨(あめ)が降(ふ)っても、試合(しあい)は行(おこな)われる。
Tatoe ame ga futte mo, shiai wa okonawareru.
たとえ雨が降っても、試合は行われる。
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たとえ道(みち)が遠(とお)くても、歩(ある)いて通(かよ)うつもりだ。
Tatoe michi ga tōkute mo, aruite kayou tsumori da.
たとえ道が遠くても、歩いて通うつもりだ。
よくある間違い
- すでに起きた事実には使わない。「たとえ」は仮定の話に使う(×昨日たとえ雨が降っても)。
- 「ので・から」とは一緒に使えない。条件の部分は必ず「ても・でも」で終える。
ほかの文法ポイント
- ば~のに 〜ば〜のに — 〜なら〜できたのに(残念な気持ち)
- どんなに~ても どんなに〜ても — どれほど〜でも
- いくら~ても いくら〜ても — どれだけ〜しても、結果は変わらない
- もしも〜たら もしも〜たら — もし〜たら(仮定を強める)
- ないと 〜ないと — 〜しなければ悪いことになる・〜しなければならない
- にしても 〜にしても — 〜としても・〜を認めても
- さえ~ば 〜さえ〜ば — 〜だけで十分・〜さえあれば
- たって 〜たって — くだけた「〜ても」
- とすれば・としたら・とすると とすれば・としたら・とすると — 「仮に〜だとしたら」
- かぎり 〜かぎり — 「〜の間は」「〜の範囲では」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- ばいい 〜ばいい — 〜すればそれで十分だ・〜するとよい
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
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