JLPT N3 · 時間・順序
たとたん (ta totan)
〜たとたん — 「〜した瞬間に」
ひとことで · 動詞の「た形」に「とたん(に)」をつけて、「Aをした瞬間に、Bが起こった」と言う表現。Bは話し手が予想していなかった急な出来事で、過去のことに使う。
文型
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動詞た形 + とたん(に)、〜動詞た形+とたん(に)(開けたとたん・座ったとたん)
意味と接続
前の動作が終わったその瞬間に、別のことが起こる。動詞のた形に「とたん」をつける。ドアを開けたとたん。後ろには、意外なことや急なことがくる。
注意点
後ろの文には、話し手が意図してした行動は使えない。「家に着いたとたん、手を洗った」は不自然。命令や希望の文にも使えない。また、過去のことにしか使わない。
「〜と/〜たらすぐ」との違い
「〜たとたん」は後ろの出来事の意外さに注目する。「〜たらすぐ」は単に「そのすぐあと」で、後ろは意図した動作でもよい。
例文
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ドアを開(あ)けたとたん、猫(ねこ)が飛(と)び出(だ)した。
Doa o aketa totan, neko ga tobidashita.
ドアを開けたとたん、猫が飛び出した。
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席(せき)に座(すわ)ったとたん、名前(なまえ)を呼(よ)ばれた。
Seki ni suwatta totan, namae o yobareta.
席に座ったとたん、名前を呼ばれた。
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家(いえ)を出(で)たとたん、急(きゅう)に雨(あめ)が降(ふ)り出(だ)した。
Ie o deta totan, kyū ni ame ga furidashita.
家を出たとたん、急に雨が降り出した。
よくある間違い
- 後ろに、話し手の意志的な行動・命令・依頼は使えない。
- た形にだけつく。辞書形の「開けるとたん」は誤り。
ほかの文法ポイント
- ぶりに 〜ぶりに — 〜ぶりに、久しぶりに
- 中(ちゅう) 〜中(ちゅう/じゅう)— 〜の間・〜のうちに
- ふと ふと — 思いがけず、何かのきっかけで
- ごとに 〜ごとに — 〜のたびに、〜ごとに区切って
- 一度(いちど)に 一度に — 同時に、まとめて
- から〜にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの広い範囲
- にかけて 〜から〜にかけて — 〜から〜までの間(範囲があいまい)
- につれて 〜につれて — 〜が進むのに合わせて
- 際(さい)に 〜際に — 〜のときに(改まった言い方)
- 最中(さいちゅう)に 〜最中に — ちょうど〜している時に
- しばらく しばらく — 少しの間・かなり長い間
- すでに すでに — もう・前から
- たびに 〜たびに — 「〜するときはいつも」
- てはじめて 〜てはじめて — 「〜してやっと分かる・できる」
- てからでないと 〜てからでないと — 「先に〜しないと〜できない」
- 途中(とちゅう)で/途中(とちゅう)に 途中で・途中に — 「〜の途中」
- ついに ついに — 「とうとう・最後には」
- うちに 〜うちに — 「〜の間に(変わる前に)」
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