JLPT N3 · 複合動詞・接尾
っぽい (ppoi)
〜っぽい — 〜のような感じがする・〜しやすい
ひとことで · 名詞や動詞の語幹につき、「〜のような感じがある」「〜しやすい」という意味のイ形容詞を作る。あまりよくない特徴を表すことが多い。話し言葉。
文型
-
名詞+っぽいその名詞のような感じ(油っぽい、子どもっぽい) -
動詞ます形(語幹)+っぽい〜しやすい(忘れっぽい、怒りっぽい)
2つの使い方
名詞につくと「〜に近い感じがする」を表す(油っぽい、子どもっぽい、灰色っぽい)。動詞の語幹につくと「〜しやすい性質がある」を表す(忘れっぽい、飽きっぽい、怒りっぽい)。どちらもイ形容詞と同じように活用する(忘れっぽくなった)。
ニュアンスと注意
多くは、少し悪い・好ましくない印象で使う。「子どもっぽい」は、大人なのに幼いというマイナスの評価。色には中立的に使える(白っぽい服)。ほめる時は、「らしい」「的」などを使う。「〜らしい」は「そのものにふさわしい」というよい意味で、「っぽい」とは違う。
例文
-
この料理(りょうり)は少(すこ)し油(あぶら)っぽい。
Kono ryōri wa sukoshi aburappoi.
この料理は少し油っぽい。
名詞+っぽい:油の感じが強い。
-
最近(さいきん)の父(ちち)は、少(すこ)し忘(わす)れっぽくなった。
Saikin no chichi wa, sukoshi wasureppoku natta.
最近の父は、少し忘れっぽくなった。
動詞の語幹+っぽい:忘れやすい。
-
空(そら)が灰色(はいいろ)っぽくなって、雨(あめ)が近(ちか)い。
Sora ga haiirobboku natte, ame ga chikai.
空が灰色っぽくなって、雨が近い。
色につくと中立的。「灰色に近い」。
よくある間違い
- ほめ言葉としては使いにくい。「男らしい」と「男っぽい」は意味が違う。
- 名詞や語幹に直接つける。「忘れるっぽい」は誤り。
ほかの文法ポイント
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
- だらけ 〜だらけ — 〜がたくさんある(よくないもの)
- がち 〜がち — 〜しやすい(よくない傾向)
- がたい 〜がたい — 〜するのが難しい
- 気味(ぎみ) 〜気味 — 少し〜の感じがある
- かける 〜かける — 〜し始める、途中でやめる
- 切(き)れない 〜切れない — 最後までできない・しきれない
- 切(き)る 〜切る — 最後まで〜する・完全に〜する
- 込(こ)む 〜込む — 中に入る・混む・深く〜する
- 向(む)け 〜向け — 〜を対象にした
- 向(む)き 〜向き — 〜に合っている、〜の方向を向いている
- 直(なお)す 〜直す — やり直す・もう一度〜する
- っぱなし 〜っぱなし — そのままにしておく・ずっと続く
- たて 〜たて — 「できたばかり・〜したばかり」
- 的(てき) 〜的 — 名詞を「〜らしい・〜に関する」形容詞にする
- 通(とお)す 〜通す — 「最後まで〜し続ける」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。