JLPT N3 · 文型・表現
せっかく (sekkaku)
せっかく — 「苦労して・めったにない機会に」
ひとことで · 手間や努力をかけた、またはめったにない貴重な機会であることを表す副詞。残念な気持ち(せっかく〜のに)や、機会を活かそうという気持ち(せっかくだから〜)につながる。「せっかくの+名詞」の形もある。
文型
-
せっかく+動詞(た形)+のに/がせっかく〜したのに(残念) -
せっかくの+名詞/せっかくだからせっかくの休み・せっかくだから
無駄になった努力
せっかく遠くまで行ったのに、店が閉まっていた。文中に「のに」「が」「けど」があり、結果は期待に反することが多い。
めったにない機会
「せっかくの休み」はなかなかない休みなので、有効に使おうという気持ち。「せっかくだから」は「いい機会だから」という決まった言い方。
誘いを断るとき
相手の申し出を断るときは「せっかくですが…」と言う。相手の好意に感謝する丁寧な断り方。
例文
-
せっかく 遠(とお)くまで 行(い)ったのに、店(みせ)が 閉(し)まっていた。
Sekkaku tooku made itta noni, mise ga shimatte ita.
せっかく遠くまで行ったのに、店が閉まっていた。
-
せっかく作(つく)った料理(りょうり)を、だれも食(た)べてくれなかった。
Sekkaku tsukutta ryouri o, dare mo tabete kurenakatta.
せっかく作った料理を、だれも食べてくれなかった。
-
せっかくの休(やす)みだから、ゆっくり体(からだ)を休(やす)めよう。
Sekkaku no yasumi dakara, yukkuri karada o yasumeyou.
せっかくの休みだから、ゆっくり体を休めよう。
よくある間違い
- 手間も貴重さもないことには使えない。努力や価値の感じが必要。
- 名詞の前は「せっかくの」。「せっかくな」とは言わない。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一方(いっぽう)だ 〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。