JLPT N3 · 程度・範囲
よりも (yorimo)
〜よりも — 「〜と比べて」
ひとことで · 比べる基準を示す言い方。「より」が比較の対象を表し、「も」が強調を加える。名詞や普通形のあとに付き、主文には「ほう」や比較の意味が来ることが多い。「より」だけよりやや強調的。
文型
-
名詞+よりも+B(のほうが)…Aよりも、Bのほうが… -
動詞・形容詞 普通形+よりも〜するよりも(〜より…のほうが) -
疑問詞(何・だれ など)+よりも何よりも・だれよりも(いちばん)
基本の比較
「AよりもBのほうが~」=BのほうがAより~。去年よりも今年のほうが忙しい。基準(去年)を先に、選ぶほう(今年)に「のほうが」を付ける。
動作の比較
動作を比べるときは「よりも」の前に普通形(辞書形)を置く(話すよりも、書くほうが伝えやすい)。「書くほうが話すより伝えやすい」という意味。
疑問詞で最上級
「何よりも」「だれよりも」「どこよりも」は「ほかのどれよりも」=いちばん、という意味。「何よりも健康が大切だ」は「健康がいちばん大切」の決まった言い方。
例文
-
去年(きょねん)よりも今年(ことし)のほうが忙(いそが)しい。
Kyonen yorimo kotoshi no hou ga isogashii.
去年よりも今年のほうが忙しい。
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話(はな)すよりも、書(か)くほうが自分(じぶん)の考(かんが)えを伝(つた)えやすい。
Hanasu yorimo, kaku hou ga jibun no kangae o tsutae yasui.
話すよりも、書くほうが自分の考えを伝えやすい。
-
何(なに)よりも、まず健康(けんこう)が大切(たいせつ)だ。
Nani yorimo, mazu kenkou ga taisetsu da.
何よりも、まず健康が大切だ。
よくある間違い
- 「よりも」は比べられて劣るほうに付く(去年よりも今年)。勝つほうには付けない。
- 疑問詞に付くと最上級の意味になる。ふつうの比較として訳さない。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど 〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
- ほど~ない Aほど〜ない — Aに及ばない
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- なるべく なるべく — できるだけ
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- 数量(すうりょう) + は 数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
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