JLPT N3 · 程度・範囲
別(べつ)に~ない (betsu ni~nai)
別に〜ない — 特に〜ない
ひとことで · 否定と一緒に使って、特別なことはないと言う:「特に〜ない」。「別に」は否定の述語の前に置く副詞。くだけた、時にはそっけない響きがある。
文型
-
別に + 〜ない(動詞・形容詞の否定)別に行きたくない/別に珍しくない -
別に。(答えとして単独で)単独で返事として:「別に。」(特になにもない)
意味
「別に」は程度を弱めたり否定したりする:特別なこと・特別な理由はない。「別に行きたくない」は「特に行きたいわけではない」。質問への返事として「別に。」だけを言うと「特にない」という意味になる。
ニュアンス
相手の質問を軽く流すので、特に一言だけの形では、冷たい・照れている・興味がないという印象になることがある。ていねいな場面や仕事では「特に〜ありません」を使う。肯定の文とは使わない。
例文
-
別(べつ)に行(い)きたくない。
Betsu ni ikitaku nai.
別に行きたくない。
-
その話(はなし)は別(べつ)に珍(めずら)しくない。
Sono hanashi wa betsu ni mezurashikunai.
その話は別に珍しくない。
-
「怒(おこ)ってる?」「別(べつ)に。」
「Okotteru?」「Betsu ni.」
「怒ってる?」「別に。」
よくある間違い
- 否定と使うか、短い返事として使う。「別に行きたい」のように肯定の文には使わない。
- 一言の返事は冷たく聞こえることがあるので、目上の人には避ける。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど 〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
- ほど~ない Aほど〜ない — Aに及ばない
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- なるべく なるべく — できるだけ
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- 数量(すうりょう) + は 数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
- よりも 〜よりも — 「〜と比べて」
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