JLPT N3 · 推量・伝聞
に違(ちが)いない (ni chigai nai)
〜に違いない — 間違いなく〜だ(強い推量)
ひとことで · 何かの根拠をもとに、「きっと〜だ、間違いない」と強く確信して判断する言い方。自分で直接見たことではなく、推量・判断を表す。書き言葉や、やや改まった話し言葉に多い。
文型
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動詞・イ形容詞 普通形+に違いない普通形+に違いない(何かあったに違いない) -
ナ形容詞語幹・名詞+に違いないナ形容詞の語幹・名詞+に違いない(留守に違いない)
意味と接続
動詞・イ形容詞は普通形に、ナ形容詞と名詞は語幹(だ・な をつけない)にそのままつく。「違いない」は「違わない」=「間違いない」の意味で、疑う余地はないという話し手の強い確信を表す。
似た表現との違い
「〜だろう」「〜かもしれない」より確信が強く、「〜はずだ」「〜に決まっている」に近い。ただし根拠は話し手の頭の中にあるだけなので、実際は違うこともある。「〜と思われる」「〜らしい」より主観が強い。自分の行動や、見てわかる事実には使わない。
例文
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あの人(ひと)は犯人(はんにん)に違(ちが)いない。
Ano hito wa hannin ni chigai nai.
あの人は犯人に違いない。
名詞+に違いない(「だ」は入らない)。
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電気(でんき)が消(き)えているから、留守(るす)に違(ちが)いない。
Denki ga kiete iru kara, rusu ni chigai nai.
電気が消えているから、留守に違いない。
「電気が消えている」という根拠から判断している。
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こんなに人(ひと)が集(あつ)まるとは、何(なに)かあったに違(ちが)いない。
Konna ni hito ga atsumaru to wa, nani ka atta ni chigai nai.
こんなに人が集まるとは、何かあったに違いない。
過去の普通形(あった)+に違いない。
よくある間違い
- ナ形容詞・名詞に「だ」「な」を入れない:×静かだに違いない ○静かに違いない。
- 「〜に違いありません」は丁寧形。自分の行動や、見てわかる事実には使えない。
ほかの文法ポイント
- まるで まるで〜ようだ — まるで〜のようだ(たとえ)
- まさか まさか — まさか〜とは思わなかった
- もしかしたら もしかしたら〜かもしれない — ひょっとして〜
- んだって 〜んだって — くだけた「〜そうだ」(伝聞)
- によると /によれば 〜によると/〜によれば — 情報の出どころを示す
- のでしょうか 〜のでしょうか — ていねいに尋ねる・疑問に思う
- そうもない /そうにない 〜そうにない/〜そうもない — 〜しそうにない
- ということだ ということだ — 「結論・意味」と「伝聞」
- とみえる / とみえて とみえる・とみえて — 「〜のように見える(根拠から判断)」
- わけだ 〜わけだ — 「なるほど、それで〜なのだ」
- わけがない 〜わけがない — 「〜はずがない」
- ような気(き)がする 〜ような気がする — 「〜という感じがする」
- ように見(み)える 〜ように見える — 「〜みたいに見える」
- にきまっている 〜に決まっている — 「きっと〜だ」
- 上(あ)げる 〜上げる — 「最後まで〜し終える」
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- 合(あ)う 〜合う — お互いに〜する/合う(似合う・合う)
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