JLPT N4 · 敬語
いたします (itashimasu)
いたします — 「します」の謙譲語
ひとことで · 「します」の謙譲語。お客様や目上の人に対して、自分の動作をへりくだって言うときに使う。「案内いたします」のように名詞に付けたり、「お/ご+名詞」の形で使うことが多い。
文型
-
名詞(する動詞)+ いたします案内する → 案内いたします -
お/ご + 動詞ます形語幹・名詞 + いたしますお持ちいたします/ご連絡いたします
なりたち
「いたす」は「する」の謙譲語。ていねいな「ます」が付いて「いたします」になる。自分の動作を低くすることで、相手に敬意を示す。
使う場面
接客・ビジネスでよく使う。「私が案内いたします」「ご連絡いたします」。相手のために自分がする行為には、「お/ご〜いたします」の形でさらに謙虚に言える(お荷物をお持ちいたします)。
注意点
自分の動作専用で、相手の動作には使えない。相手の動作を言うときは「なさいます」を使う。「お待ちください」のような命令の形はないので、依頼には別の表現を使う。
例文
-
私(わたし)が会場(かいじょう)を案内(あんない)いたします。
Watashi ga kaijō o annai itashimasu.
私が会場を案内いたします。
-
お荷物(にもつ)は私(わたし)がお持(も)ちいたします。
Onimotsu wa watashi ga o-mochi itashimasu.
お荷物は私がお持ちいたします。
お + ます形の語幹 + いたします。
-
後(のち)ほど、ご連絡(れんらく)いたします。
Nochihodo, go-renraku itashimasu.
後ほど、ご連絡いたします。
ご + 名詞 + いたします。
よくある間違い
- 相手の動作には使わない。「先生がご説明いたします」は誤りで、「ご説明になります/なさいます」。
- 友だちや家族との会話では不自然。ふつうは「します」。
ほかの文法ポイント
- でございます 〜でございます — 「です」のていねいな言い方
- ございます ございます — 「あります」「です」の丁重な言い方
- いらっしゃる いらっしゃる — 「いる・来る・行く」の尊敬語
- なさる なさる — 「する」の尊敬語
- お~ください お〜ください — 丁寧な依頼(尊敬)
- お~になる お〜になる — 尊敬語の基本形
- 間(あいだ) 間 — 「〜の間」「〜している間」
- 間(あいだ)に 〜間に — 〜している間のどこかで
- あまり~ない あまり〜ない — それほど〜ない
- 後(あと)で 〜あとで — 〜したあと、あとで
- ば 〜ば — 条件を表す「もし〜なら」
- 場合(ばあい)は 〜場合は — 〜の時には、もし〜なら
- ばかり ばかり — 〜だけ、〜ばかりしている
- だけで 〜だけで — それだけで、それだけのことで
- 出(だ)す 〜出す — 急に〜し始める
- でも 名詞でも — 例を出して軽くすすめる
- ではないか 〜ではないか — 「〜ではありませんか」と確かめる・同意を求める
- が必要(がひつよう) 〜が必要だ — 〜がいる
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。