JLPT N3 · 程度・範囲
ほど~ない (hodo~nai)
Aほど〜ない — Aに及ばない
ひとことで · 比較の基準になるものに程度が及ばないことを表す。「AはBほど〜ない」で「AはBより〜でない」の意味。述語は必ず否定形になる。
文型
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AはBほど+形容詞否定去年ほど暑くない
意味と接続
Bは比べる基準で、Aはそれより程度が低い。名詞のほか、動詞・形容詞の普通形にも付き、「思ったほど」「考えていたほど」の形もよく使う。述語は「〜ない」「〜ではない」「〜なかった」と否定にする。
似た表現との違い
「AはBより〜ない」とほぼ同じ意味だが、「ほど」のほうが「そこまでではない」という響きがある。肯定文では使えず、「ほど」の肯定は先の「程度」の用法になる。
例文
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今年(ことし)は去年(きょねん)ほど暑(あつ)くない。
Kotoshi wa kyonen hodo atsukunai.
今年は去年ほど暑くない。
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私(わたし)は姉(あね)ほど料理(りょうり)が上手(じょうず)ではない。
Watashi wa ane hodo ryōri ga jōzu de wa nai.
私は姉ほど料理が上手ではない。
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この問題(もんだい)は思(おも)ったほど難(むずか)しくなかった。
Kono mondai wa omotta hodo muzukashikunakatta.
この問題は思ったほど難しくなかった。
よくある間違い
- 述語を肯定にしない。「去年ほど暑い」は比較の意味にならない。
- 比べる相手(B)は程度が高いほう。順番を逆にしないこと。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど 〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- なるべく なるべく — できるだけ
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- 数量(すうりょう) + は 数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
- よりも 〜よりも — 「〜と比べて」
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