JLPT N3 · 程度・範囲
なるべく (naru beku)
なるべく — できるだけ
ひとことで · 「できるだけ」という意味の副詞。動詞や形容詞の前に置き、自分がそうするよう努める、または相手にそうしてほしいと頼む時に使う。必ずそうするという意味ではない。
文型
-
なるべく+動詞(依頼・努力)なるべく早く返事をください:できるだけ早く -
なるべく〜ようにする/ないほうがいいなるべく〜ようにする/〜ないほうがいい
意味と使い方
「なるべく」は「なるべく早く」「なるべく多く」のように程度を表す言葉の前につけて、可能な範囲でそうしたいという気持ちを表す。「〜てください」「〜ようにしている」「〜ほうがいい」など、依頼・努力・助言の文とよく合う。
「できるだけ」との違い
意味はほぼ同じで、言い換えられる。「なるべく」は日常会話でよく使われ、少しやわらかい。「できるだけ」は努力の度合いがやや強く、改まった場面にも使える。
例文
-
なるべく早(はや)く返事(へんじ)をください。
Narubeku hayaku henji o kudasai.
なるべく早く返事をください。
ていねいな依頼。
-
体(からだ)のために、なるべく歩(ある)くようにしている。
Karada no tame ni, narubeku aruku yō ni shite iru.
体のために、なるべく歩くようにしている。
「〜ようにしている」で、努力している習慣を表す。
-
甘(あま)い物(もの)は、なるべく食(た)べないほうがいい。
Amai mono wa, narubeku tabenai hō ga ii.
甘い物は、なるべく食べないほうがいい。
助言の「〜ないほうがいい」と使う。
よくある間違い
- 「必ず」という意味ではない。できる範囲で、という気持ちなので、絶対にするべきことには「必ず」を使う。
- 過去の事実(「なるべく行った」)には普通使わない。依頼・努力・助言の文で使う。
ほかの文法ポイント
- あまり あまりの〜に — あまりに程度がひどくて、結果が起きる
- あまりにも あまりにも — 程度がひどすぎる
- ば~ほど 〜ば〜ほど — 〜すれば〜するほど、さらに〜
- 別(べつ)に~ない 別に〜ない — 特に〜ない
- だけ だけ — 〜だけ・〜できるだけ・〜たいだけ
- どうしても どうしても — 何をしても・ぜったいに
- ほど 〜ほど — 〜くらい(程度の例え)
- ほど~ない Aほど〜ない — Aに及ばない
- 決(けっ)して~ない 決して〜ない — 絶対に〜ない
- くらい / ぐらい くらい/ぐらい — おおよその量、程度
- めったに~ない めったに〜ない — ほとんど〜ない(頻度が低い)
- なかなか なかなか — 思った以上に/なかなか〜ない
- に比(くら)べて 〜に比べて — 〜と比較して
- さえ 〜さえ — 〜でも・〜まで
- せいぜい せいぜい — 多くてもそのくらい
- 数量(すうりょう) + は 数量+は — 「少なくとも〜(はある)」
- とても~ない とても〜ない — 「どうしても〜できない」
- よりも 〜よりも — 「〜と比べて」
アプリで練習しよう
まいにちJLPT なら、これらの文法を毎日のクイズと合格準備度ゲージで練習できます。完全無料・登録不要。