JLPT N3 · 文型・表現
一方(いっぽう)だ (ippou da)
〜一方だ — ひたすら一つの方向に進む
ひとことで · 状況がある方向にだけどんどん変わっていくことを表す。動詞の辞書形に付き、良くない変化に使うことが多い。
文型
-
V辞書形+一方だ増える一方だ、悪くなる一方だ
意味と接続
「一方」は一つの方向。「〜一方だ」で「他の変化はなく、その方向にだけ進む」という意味になる。上がる・増える・減る・悪くなる・広がるなど、変化を表す動詞に付く。
使う場面
物価・人口・病気・仕事の量などの変化を述べるときの文章語的な表現。「〜ばかりだ」に近い。「一方」には「その一方で」(もう一方では)という別用法があるので、区別すること。
例文
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物価(ぶっか)は上(あ)がる一方(いっぽう)だ。
Bukka wa agaru ippō da.
物価は上がる一方だ。
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都会(とかい)の人口(じんこう)は増(ふ)える一方(いっぽう)だ。
Tokai no jinkō wa fueru ippō da.
都会の人口は増える一方だ。
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祖母(そぼ)の病気(びょうき)は悪(わる)くなる一方(いっぽう)だ。
Sobo no byōki wa waruku naru ippō da.
祖母の病気は悪くなる一方だ。
よくある間違い
- 変化を表す動詞に付ける。「食べる一方だ」のような変化でない動詞は不自然。
- 「一方で」(対比・もう一方では)とは別の表現。
ほかの文法ポイント
- ばよかった 〜ばよかった — 〜しなかったことを後悔する
- ばかりで 〜ばかりで — 〜だけで、ほかのことはしない/悪くなる一方
- ばかりでなく 〜ばかりでなく — 〜だけでなく、さらに〜も
- だけでなく 〜だけでなく — 〜だけでなく、〜も
- だけど だけど — しかし(くだけた言い方)
- ふりをする 〜ふりをする — 〜のように見せかける
- 一体(いったい) 一体 — いったい〜(疑問を強める)
- じゃない 〜じゃない — 〜じゃないか(驚き・確認・感心)
- か何(なに)か 〜か何か — 〜とか、そのようなもの
- 代(か)わりに 〜代わりに — 〜の代わり、そのかわりに
- 結局(けっきょく) 結局 — いろいろあったが最終的に
- きり 〜きり — 〜だけ・〜したままそれきり
- っけ 〜っけ — 〜だったかな(思い出して確認)
- ことになっている 〜ことになっている — 〜という決まり・予定
- ことは~が 〜ことは〜が — 〜は確かだが、しかし
- くせに 〜くせに — 〜のに(非難・不満)
- も~ば~も AもBばCも — 〜も〜も(並べる)
- むしろ むしろ — どちらかといえば〜
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