CRANE LEARNING / 無料学習

図で学ぶクレーンの種類|天井クレーン・ジブクレーン・橋形クレーン

アプリ教材第1章から、クレーンの種類を外観図とともに無料公開。天井クレーン、ジブクレーン、橋形クレーンの形や動き、支え方を、実際のアプリ教材の本文・図で学べます。

制作・運営:safa · 公開・更新日:

アプリ教材の一部を無料公開しています。

出典:アプリ教材 第1章「クレーンに関する知識」/クレーンの種類――形・走路・荷のつかみ方で覚える(節ID:1-4)。以下の本文・図・図の説明は、アプリ収録データからそのまま抜粋しています。ページ見出しと案内文はWeb用です。

天井クレーン

天井クレーンは、工場などの高い位置に設けた走行レールに沿って動く形式です。図のように、ガーダが工場の幅をまたぎ、その上をトロリが横行します。巻上げ・巻下げ、横行、走行を組み合わせて、工場内の広い範囲へ荷を運びます。

クレーンの種類。外観と基本機能を示す模式図。能力・機構・設置方法は用途と機種により異なる
クレーンの種類。外観と基本機能を示す模式図。能力・機構・設置方法は用途と機種により異なる

「クラブトロリ式」は、巻上げ装置と横行装置を載せた台車がガーダ上を自走する形式です。「ホイスト式」は、まとまった小形の巻上装置であるホイストを使います。ホイスト自体の説明は、後の作動装置の節で学びます。

「ロープトロリ式」は、巻上げや横行を駆動する装置を台車に載せず、別の場所からロープで台車やつり具を動かします。見分けるときは、台車の上に駆動装置があるかを確認してください。

製鉄所で溶けた鋼の入った鍋を扱うものは、レードルクレーン、または溶鋼鍋クレーンと呼びます。天井クレーンのうち、扱う荷に応じた特殊な形式です。

溶けた金属を運ぶクレーンは、高温の荷に対応する。
溶けた金属を運ぶクレーンは、高温の荷に対応する。

ジブクレーン

ジブクレーンは、ジブといううでを使って荷をつる形式です。「塔形」は、高い塔の上にジブを設けます。「高脚・門形」は高い脚で支え、「片脚・半門形」は片側を建物などで支える形式です。港の岸壁や造船所などで使われます。

「低床」は、低い架台の上に旋回する部分を設けた形式です。「ポスト形」は、固定された柱のまわりでジブが旋回します。ポストは柱を意味します。形式名を読むときは、ジブだけでなく、その下で何が支えているかも見ましょう。

クライミング方法の代表例には、マストを継ぎ足して設置高さを上げるマストクライミング方式と、建物の床などを利用するフロアクライミング方式があります。名称と「何を利用して高さを変えるか」を対応づけて覚えます。クライミング作業は所定の手順・体制で行うもので、運転士だけで無条件に行える作業ではありません。

マストを継ぎ足す方式と、建物の床を支えに上がる方式。違いを示す模式図で、組立・上昇手順は省略。
マストを継ぎ足す方式と、建物の床を支えに上がる方式。違いを示す模式図で、組立・上昇手順は省略。

「つち形」は、高い塔の上に水平なジブを設け、そのジブ上をトロリが横行する形式です。横に長い部分と縦の塔の組合せが、つちの形に似ているため、ハンマーヘッド形とも呼びます。

「引込みクレーン」は、ジブの起伏に伴う荷の高さの変化を補い、荷をほぼ水平に移動させる仕組みを持ちます。通常のジブでは、ジブを起こすだけだと先端が上がり、荷の高さも変わります。引込みクレーンでは、リンク機構などによってその高さの変化を補います。ダブルリンク式は、その機構の代表例です。

「壁クレーン」は、壁や柱に取り付けて比較的小さな範囲で荷を扱うものです。天井クレーンとは別の高さや範囲で働き、補助的に使う場合もあります。

高脚・低脚・ポスト形・つち形・壁クレーン。ジブだけでなく、下から何が支えるかを見る。
高脚・低脚・ポスト形・つち形・壁クレーン。ジブだけでなく、下から何が支えるかを見る。

橋形クレーン

橋形クレーンは、長いガーダに脚を付け、その脚が地上や床上のレールを走る形式です。天井クレーンが建物の高い走行路に支えられるのに対し、橋形クレーンは自分の脚で桁を支える、と比べると理解しやすくなります。

脚の外側まで桁が張り出した部分を「カンチレバー」といいます。片側から支えられた張出し部分です。港でコンテナを扱うクレーンでは、船側へ張り出した部分までトロリが移動し、コンテナを積み下ろしします。

問題で理解を確かめる

アプリ収録の問題10問を無料で解く。この抜粋以外の教材や、各章の相関図・用語タブはアプリで確認できます。

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