用語 第6章 数値計算法の基礎

共役勾配法(CG)とICCG法

意味

対称正定値行列に強い反復法です。互いに共役な方向に探索して効率よく解に近づき、丸め誤差がなければ n 元を高々 n 回で解けます。実際は前処理で収束を速め、不完全コレスキー分解を前処理に使うものがICCG法です。対称でない行列にはGMRES法などが用いられます。大規模な3次元FEMで広く使われます。

具体例

数万自由度の解析では、直接法よりICCG法などの反復解法が記憶量・速度の点で有利になることが多いです。

共役勾配法(CG)とICCG法の図解
図:共役勾配法(CG)とICCG法(アプリ収録の図版)

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