二層平板の界面温度
テーマ:直列熱抵抗
一次元・定常・発熱なしの二層平板を考える。Aは厚さ0.01 m・熱伝導率10 W/(m K)、Bは厚さ0.01 m・熱伝導率20 W/(m K)。断面積は共通で、接触熱抵抗はない。A側表面200℃、B側表面50℃の場合、界面温度はどれか。
- 1 125℃
- 2 100℃
- 3 150℃
- 4 75℃
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正解:2番
【直列の熱抵抗】熱はA層、B層を順番に通ります。定常・発熱なしで断面積が共通なので両層の熱流束qは同じです。単位面積当たりの伝導抵抗は $R_i=t_i/\lambda_i$ で、同じqに対する温度降下は $qR_i$。熱伝導率が小さい層ほど抵抗が大きくなります。 【計算】$R_A=0.01/10=0.001$、$R_B=0.01/20=0.0005\,\mathrm{m^2K/W}$。$q=(200-50)/(0.001+0.0005)=100000\,\mathrm{W/m^2}$。Aの温度降下は100 Kなので、界面温度は $200-100=100\,{}^\circ\mathrm C$ で正答は2です。 【検算】Bの温度降下は50 Kで、$100-50=50\,{}^\circ\mathrm C$ と外側の指定値に一致します。厚さが同じでもλが違うため、界面温度は200℃と50℃の単純平均ではありません。接触熱抵抗がなければ界面温度は連続ですが、各層の温度勾配は異なり、Aの方が急になります。
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